そもそもホルモンバランスってどういうこと

女性その1

 

ホルモンバランスについての話の前に、そもそもホルモンとは何?という部分を解説します。

 

ホルモン(女性ホルモン)は、脳の視床下部で指令を受けて卵巣から分泌される物質で、女性の身体を健康に保つために重要な役割を担っています。

 

ホルモンがどれだけ身体に影響をあたえるかの例として、一生に分泌される量がわずかスプーン一杯分ということがあります。そんな極めて少ない量でも影響の多い物質なのです。

 

女性ホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」のふたつの種類があり、これらがバランスよく分泌されることが大切なのですが、何らかの原因でそのバランスが崩れることで身体にさまざまな不調をもたらします。

 

ホルモンバランスが崩れる原因としてはストレスや睡眠不足、加齢、極端なダイエットなどがあります。

 

前述のとおり、脳から分泌されるホルモンはストレスの影響を受けやすく、場合によっては本人は無自覚の状態でもホルモンバランスに異常をきたしていることがあります。

 

中でもストレスがやはり最大の原因に

ストレスを感じている女性

 

ホルモンバランスが崩れる原因として有名なのが、環境ホルモンが影響した食べ物を食べてきたというのがありますが、もちろんそれ以外にもホルモンバランスが崩れる原因があります。

 

なかでも最も重要視すべきなのがストレスですね。仕事や人間関係のトラブル、身体の不調など、現代社会はストレスに囲まれているといっても過言ではありません。

 

では、どうしてホルモンバランスがストレスによって崩れるかというと、ホルモンというのは脳の働き次第でその分泌にかなり違いが出てくるからです。

 

わかりやすい例として、最近男性のように太いヒゲがはえてきた、と悩む女性がふえているそうです。特にバリバリ仕事をしている方に多いというデータがありました。

 

ホルモンは女性ホルモンに対して男性ホルモンがあり、女性でもわずかに男性ホルモンを持っていますが、これもストレスなどの影響を受けるとバランスが崩れます。

 

その結果、女性なのにヒゲが濃くなったり体臭が変わったり、本来ありえない身体の変化がおきてしまうというわけです。

 

女性ホルモンの変化で影響を受ける部分

肌の劣化

コラーゲンの生成能力が低下し、保湿力・保水力も衰えてしまいます。肌は乾燥気味になり、進行するとシワ、シミ、たるみなどエイジングの諸症状が現れることに。

 

体脂肪の増加

女性ホルモン機能の低下で代謝が落ち、内臓脂肪がつきやすい身体に。いわゆる「お腹ポッコリ」状態になりやすくなるほか、生活習慣病等さまざまな病気の要因にも。

 

髪の傷み・薄毛

頭皮に含まれるコラーゲンが少なくなり、キューティクルの乱れたいたんだ髪に。毛根の血流も悪くなるので毛が細くなったり抜け毛、薄毛の原因にも。

 

脳機能の低下

神経伝達物質であるアセチルコリンなどが減ってしまうことで、認知機能など脳の腫瘍機能が低下します。

 

口(口腔)

ホルモン減少であごの骨がもろくなってしまうほか、口腔内の免疫力が低下。最近が繁殖して歯周病や粘膜に病変をきたす可能性も。

 

動脈硬化

代謝の悪化は血管も悪影響を及ぼします。しなやかな血管が固くなってしまい、血流が悪くなり動脈硬化、死亡リスクの高い大動脈瘤等の危険も。

 

性器(膣)

女性ホルモンの影響を大きく受ける器官が性器。膣の潤いが失われて免疫力がさがり、膣炎、カンジダ、かゆみなどやっかいな症状が現れる。

 

関節の傷み

階段の登り降りがつらい・・・そんな関節の症状も女性ホルモンの影響が大。関節内の潤滑油的な働きが弱くなることで痛みを発症しやすくなります。