PMSを和らげる漢方、ツボ、お灸とは

 

PMSをはじめ、女性特有のさまざまな症状と相性がいいのが、じつは東洋医学です。

 

東洋医学では健康な人間を司るものに「気」「血」「水」の3つがあり、このすべてがよどみなく循環することがもっとも重要と考えられています。

 

生理や子宮などについてのさまざまな不調は、この気・血・水のバランスが崩れることが原因と言われ、漢方をはじめとした治療は人間が本来もっている回復力・維持力を高めるのが大きな特長といえます。

 

PMS改善に有効な漢方は

PMSは病院で低用量ピルなどを処方されて飲むことによって症状が改善される場合もありますが、決定的に有効な手段とは言い難いのが現状です。

 

ここでチカラになってくれるのが漢方薬。「漢方薬は女性の味方」ともいわれるように、PMS改善に有効な漢方なども注目されています。

 

漢方を服薬し、調子を整えていくということを目指します。PMSでは、さまざまな要因が複合的に絡みますので、漢方専門医による処方がよいでしょう

 

こんな漢方薬が有効

頭痛や肩こりは「血」の異常で桃核承気湯・桂枝茯苓丸など、むくみやめまいは「水」の異常で当帰芍薬散など、イライラや感情的になってしまう、なんとなくだるい、疲れやすいなど「気」の異常で加味逍遥散などがPMSに有効として有名です。

 

市販薬もありますが、処方薬は生薬エキス100%ですので、効果は高いと言えます。

 

PMS改善に有効なツボ、押し方は

PMS改善に有効なツボもあります。三陰交は、婦人科系疾患すべてに効果的と言われています。冷えの改善やストレス解消、ホルモンバランスの乱れにもよいです。

 

くるぶしから指4つ分上にいったところの骨のキワです。押すと少し痛みがある場所になりますが、少し強めに1分以上指圧すると効果的です。

 

PMSに有効な「関元」

関元はおへそから指4つ分下にいったところになります。生理痛などの緩和、月経不順などにも効果的とされています。少しマッサージをするように、強すぎず優しめに指圧を繰り返すと有効です。

 

関元はあたためるとよいとも言われます。月経痛などがひどい時には、関元のあたりを少しさすって温めると痛みの緩和にもなりますし、そのあたりを冷やさないことでも月経痛を緩和することができます。

 

血海はひざ上から指2つ分上にいったところにあり、少しくぼんだ感じになっています。こちらもホルモンバランスを整える効果があるようで、ゆっくり指圧してあげましょう。血海には骨盤内の血の巡りを良くするはたらきもあるようです。

 

ツボへの効果を高めるならお灸が有効

ツボ押しの効果を高めるなら、お灸が有効です。お灸には、血流を整えて自然治癒力を高めるという効果があります。

 

東洋医学では、既に3000年もの歴史があり、体の調子を整えるためにはとても効果的とされています。お灸に使用されるヨモギは、生薬名を艾葉(ガイヨウ)と言いますが、艾葉には婦人科系の疾患や冷えなどの解消に効果があります。

 

そのため、PMSの治療としてのお灸には、更に効果があると言えるのです。ツボの部分お灸を据えて温めることによって、血をあたため、血流を良くしてくれます。

 

血流=血の流れ=水・気の流れであり、東洋医学でいう「気・血・水」というのは同じ道を通っているのです。血がしっかりと巡っていることが健康であるという状態になります。

 

冷えなどは血流を悪くしてしまいますので、冷えやすい女性には特にお灸は効果的です。ツボ押しとお灸を併用することによって、効果は高まります。

 

もちろん、一気に何時間もやるのではなく、毎日少しの時間を継続的に行うことによって、少しずつ体調を整えていくという治療法になります。

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