PMSに有効なサプリメント

サプリメントと女性

 

まだまだ欧米ほどではありませんが、日本もだいぶサプリメントが生活に溶け込んできたように思えます。

 

国家予算における医療費の割合は年々拡大し、できるだけ病院に通う頻度を減らすため、サプリメントの積極的な摂取を国がどんどん推し進めている、という事情もあったり。

 

テレビを見ていても、サプリメントのCMを見ない日はなかなかないのではないでしょうか。ドラッグストアはもちろん、コンビニでも手軽に買えてしまうサプリメント。

 

日本ではサプリは薬とはちがうカテゴリなわけですが、身体に働きかける有効成分を含んでいるので、継続して服用すればさまざまな効果が現れます。

 

もちろんPMSも例外ではありません。女性ホルモンの影響が大きく関わるPMSも、適切なサプリを摂ることで症状の緩和が期待できます。

 

では、どんな成分のサプリメントがPMSに有効なのでしょうか?以下に代表的なものをまとめてみました。

 

チェストツリー(チェストベリー)

日本ではじめてのPMS治療薬「プレフェミン」にも含まれている成分。ホルモンバランスを整えるといわれるチェストツリーは、欧米で親しまれているハーブの一種です。
⇒【関連】チェストツリーは女性を助けるハーブ

 

果実であるチェストベリーはヨーロッパでは以前から生理痛に効く薬として使われてきました。黄体ホルモンの分泌を助ける作用があり、PMS症状の緩和が期待できます。

 

似た働きをする成分には大豆などに含まれるイソフラボンがありますが、イソフラボンは女性ホルモンのうちエストロゲンの分泌量を調整するのに対し、チェストツリーはプロゲステロンの方に作用する、という違いがあります。

 

マカ

マカとは、南米のペルーを原産とするアブラナ科の植物です。根の部分をハーブとして使い、男性女性を問わずさまざまな効果があるのですが、上記のチェストツリーと同じく、女性ホルモンのバランスを整える作用があります。

 

また男性機能をよみがえらせる精力剤としてもよく利用されており、どちらかというとそのイメージが強いですが、女性も積極的に摂取したい成分です。

 

イソフラボン

イソフラボンとは、大豆の胚軸とよばれる部分に存在する成分のひとつで、抗酸化作用があることで知られています。女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで、女性の美しさをサポートし、PMSをはじめとしたさまざまな女性特有の症状をやわらげてくれます。

 

また、ホットフラッシュと呼ばれる、更年期障害独特のほてり、のぼせを防ぐという報告も。イソフラボンは納豆をはじめ、豆乳や豆腐など身近な食品でも摂れますし、より効率的な摂取するならサプリメントを飲むのも効果的です。

 

プエラリア

食べる女性ホルモンといわれるプエラリア。正しくはプエラリアミリフィカといい、東南アジアのタイヤミャンマーの森に原生するマメ科の植物です。

 

根の部分には女性ホルモンにいいとされるイソフラボンが大豆の40倍も含まれており、さらにイソフラボンの1000倍以上のチカラがあるといわれるミロエステロールという成分も含んでいるのが特長です。

 

プエラリアはかなり強く女性ホルモンに作用することからその副作用などかなりデリケートに考える必要があるものです(その割にたくさんのバストアップを目的にしたプエラリアサプリが売られていますが)。

 

代表的な副作用として生理が遅れる、不正出血がおきる、ニキビがふえるなどがあります。さらにプエラリアによって体外から多量の女性ホルモンが供給されるため、体が女性ホルモン(エストロゲン)を生み出す力が弱くなってしまうこともあります。

 

厚生労働省では、イソフラボンの1日の摂取量を30mg程度までと指定されています。これはおよそ、市販の納豆ひとパック分にあたります。

 

サプリ服用時の注意ポイント

いろんなお店で手軽に買えて、不足しがちな栄養素を補うことのできるサプリメントは、とても便利で役立つものですよね。

 

健康に役立つものだから積極的に利用するのはもちろんいいんですが、やはり気をつけなければいけないこともあります。基本的なことも含めてまとめました。

 

1日の摂取量を守る

サプリは水と一緒にのむものや、そのままお菓子のように口に入れてもいいものなどいろいろあります(最近はネイチャーメイドのビタメルトのように、口の中で溶けるタイプのものも発売されています)。

 

とくに後者のタイプだと、よりかんたんに摂取できるため、その摂取量がいい加減になってしまいがちになることも。

 

昨日飲み忘れたから今日は2日分飲んでおこうっと

 

みたいな感じですね。
でもこれ、注意が必要です。

 

どのサプリにも必ず、1日に何粒という摂取量が記載されており、それはきちんと守らないといけません。

 

栄養素は過剰に摂り過ぎると逆に害になるものもあるからです。たとえばビタミンAなど水に溶けない(脂溶性)ビタミンは、過剰に摂っても尿で排出されるビタミンCなどと違い身体にたまり、さまざまな不調を引き起こします。

 

ビタミンAでいえば、過剰摂取により脱毛、唇のひびわれ、皮膚の乾燥、骨が弱る、頭痛、脳圧の上昇などを引き起こします。

 

薬の摂取指示は守るのに、サプリだと途端に適当になる方はたくさんいますが、純度の高い栄養素をダイレクトに摂れるだけになおさら摂取量には気をつける必要があります。

効果が現れるまでの期間

手帳とカレンダー

 

サプリメントを摂取した場合、どのくらいの期間で効果が現れるのでしょうか。

 

これは、無難な回答をするなら、効果には個人差があるので一概には言えず、、、となるのですが、それでは意味がないのでできるだけいろいろ調べてみました。

 

まずは大手メーカーの公式ページですが、使用期間についての回答が載っていたところをあげてみました。

 

DHC

DHCの見解
DHCはこの質問に対して3ヶ月と答えています。

 

小林製薬

小林製薬の見解
小林製薬は3ヶ月から半年と回答。

 

ヘルシーワン

ヘルシーワンの見解
ヘルシーワンは1ヶ月以上と答えていますね。

 

もっとたくさんのメーカーのページに期間に関する回答が載っていると思っていたのですが、ほとんどのところにその記載はありませんでした。

 

効果のでる期間は個人差があるのと、クレーム防止のためだとは思いますが、サプリを利用する側からしたらかなり気になることだと思うので、はっきりした回答が欲しい部分だと思います。

 

仕方がないので他のサイトをあたっていたら、「その道のプロがあなたをサポート」でお馴染みのオールアバウトにくわしい記事がありました。

 

参考⇒サプリの効果は何ヶ月でわかるもの?

 

この記事のポイントは「身体のどの部分に効果を期待するか、で期間は変わる」というもの。

 

たとえば最近ブームの「腸内環境サプリ」。言うまでもなくお腹の調子を整えるものですが、こういう系統のサプリは比較的短期間で効果がわかりやすいとのことです。

 

理由は、食べ物が口から入って便として排泄されるまで、長くても数日で完了するので(サイクルが短い)、その中で効果を確認しやすいんですね。

 

しかも、お腹の不調は自覚症状があるのがほとんど思うので、それが改善されるのに数ヶ月とか悠長なことをいってられないというのもあります。

 

その次に短いのが、女性ホルモンや月経に関するサプリ。これも女性の月経やホルモンのサイクルは28日前後で回っているので、そのタイミングで効果を感じやすいとのこと。同じような周期としては肌のターンオーバーもありますね。

 

ただ、周期のはじめにサプリメントをスタートするとは限らないので、多少余裕を見て2、3ヶ月くらいの期間は置いたほうがいいようです。

 

こういう身体の生理現象の周期で考えていくと、期間が長くなるのは爪や骨。爪が伸びて指先のあたりまでくるのに6ヶ月、骨は細胞が入れ替わるのが2年と長いので、たとえば骨粗しょう症などに有効なサプリだと、かなり長期間服用しないと意味がないことになります。

 

期間の長短にかかわらず共通して言えるのは、サプリメントは即効性はないということです。あくまで健康な身体の土台作りをサポートするのがサプリの役割ではないでしょうか。

 

逆に激しく効く商品はリスクもあります。かつて中国製の健康食品を摂った方が重度の肝不全で死亡というニュースもありました。サプリとの因果関係は明らかにはされていませんが、この商品には日本で未承認の医薬品成分が含まれていたという恐ろしい事実も。

 

たとえばアメリカなど、サプリは医薬品に近いものとして扱われています。ものによってはお菓子のように手軽に口にできるだけに、つい軽く考えてしまいがちなのには注意したいですね。

 

ただ、アメリカには医療用サプリメントというものがあります。これは、医療現場でも活用されている高品質なサプリのことです。有効成分の配合量が多く、より厳重な管理下で生産されるもので、一般的なサプリメントよりも強い効果があるものです。

 

ただ、日本では医療用サプリは普及していません。いまだ医薬品とサプリメントの法制的な住み分けや人々の認識が追いついていない現状では、こうしたサプリが正しく活用されるのはまだ先のような気がします。

授乳中に飲んでも大丈夫か

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